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2021.11.20 08:32

「潮風のキルト展」入野松原に92点揺れる 高知県黒潮町11/21まで

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力作が並ぶ「潮風のキルト展」(黒潮町入野)

力作が並ぶ「潮風のキルト展」(黒潮町入野)

 色鮮やかな作品が並ぶ「第27回潮風のキルト展」が19日、幡多郡黒潮町の入野松原で始まった。風景や動物、花などの模様をあしらった92点の力作が風に揺れている。21日まで。

 NPO法人砂浜美術館の主催。県内外からの応募作品81点は、思い出の着物を再利用した▽孫の成長を願った▽部活動で仲間と共に制作した―など、エピソードをパネルで紹介している。

 安芸市のキルト作家、故山下和子さんの作品11点も展示しており、来場者は「丁寧に作られちょう」「本当の絵みたい」。家族3人で訪れた同町浮鞭の柿葉由香さん(40)は「景色が立体的に見えたりして、すごかった」とじっくり眺めていた。

 審査の結果、大サイズ(縦横とも1~2メートル)の最高賞「潮風大賞」は浜崎あけみさん(同町上川口)の「思い出のベットカバー」に。小サイズ(縦横50センチ)とクッション部門から選ぶ「こもれび大賞」は、西川祥子さん(愛媛県)の「タイムトンネル―何処へ―」が選ばれた。

 展示は午前10時~午後3時で、会期中は、端切れではがきを作るワークショップなどを予定。また21日には、近くの入野海岸でイベント「イスに座って海を見る日」も開かれる。(河本真澄)

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