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2021.11.16 08:35

「ちびまる子ちゃん」アニメ親しまれ30年 高知市で資料350点展示 さくらももこさん愛用品も

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セル画や映像などが並ぶアニメ「ちびまる子ちゃん」展(高知市の横山隆一記念まんが館)

セル画や映像などが並ぶアニメ「ちびまる子ちゃん」展(高知市の横山隆一記念まんが館)


 人気漫画「ちびまる子ちゃん」のアニメ化30周年を記念した企画展が、高知市九反田の横山隆一記念まんが館で開かれている。アニメ制作資料のほか、原作者の故・さくらももこさんのユニークな人柄が伝わる生原稿や愛用品など約350点が並ぶ。28日まで。

 「ちびまる子ちゃん」は、さくらさん自身がモデルである小学3年生の女の子と、家族や友達の日常を描くコメディー漫画。1986年に少女漫画誌「りぼん」で連載が始まり、90年にアニメ放送がスタートした。

 会場には放送開始前に制作されたパイロット版の映像や、セル画、絵コンテが展示され、キャラクターデザインの変化などが分かる。さくらさんの直筆資料も多く、横書きの原稿用紙を縦に使う独特のスタイルで書かれた脚本や、登場人物の設定画などがずらり。ある女性キャラクターについては「バカボンのお母さんを気弱にした感じ」と、ほんわかした筆致とイラストで指示が記されている。

 市販の鏡や箱などに、自分で絵や「momoko」と名前を描いてアレンジしたさくらさん愛用の品々も紹介。同展担当者は「アニメや原作、さくらさんのファンなど幅広い世代に楽しんでもらえると思う」としている。月曜休館。(徳澄裕子)

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