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2021.11.16 08:35

肉厚、香り高い山の幸...「原木シイタケ」香美市の山間で収穫期 

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山麓で食べ頃を迎えた原木シイタケ(香美市香北町の御在所山周辺)

山麓で食べ頃を迎えた原木シイタケ(香美市香北町の御在所山周辺)

 香美市の香北町や物部町で、原木シイタケが収穫期を迎えている。肉厚で香り高い山の幸は、来年3月ごろにかけて出荷される。

 通年出荷の菌床シイタケと並ぶ同市の特産品。ナラやクヌギの「ほだ木」に種菌を駒打ちし、ふた夏を越すとキノコが出てくるという。

 香北町梅久保の奥宮泰彦さん(77)は、10年ほど前から原木シイタケを栽培。御在所山の麓に400~500本のほだ木を並べ、今月から直径6~15センチほどのシイタケを韮生の里美良布直販店(同町美良布)などに出荷している。

 気温10~17度が「生え頃」だそう。山麓は適度に湿度もあり、標高の低い人里近くよりも収穫期は長い。奥宮さんは「手間はかかるが、一度生えたら4、5年は採れる。香りも濃厚でおいしい」。バターしょうゆで焼き、ユズを搾るのもお勧めという。(横田宰成)

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