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2021.11.13 08:35

スマホがレジ!簡単会計 サンシャイン・クロバ店が高知県内初導入 待ち時間、人手不足解消

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スマートフォンで商品バーコードを読み取りながら買い物をする「スマホレジ」(高知市福井町のサンシャインクロバ店)

スマートフォンで商品バーコードを読み取りながら買い物をする「スマホレジ」(高知市福井町のサンシャインクロバ店)

 スーパーのサンシャインチェーン本部(高知市)は、客が自分のスマートフォンで商品バーコードを読み取りながら買い物ができる「スマホレジ」を、同市福井町の「クロバ店」に導入した。レジ待ちの時間を短縮でき、店側も人手不足の解消が期待できる。同社によると、スーパーでの導入は県内初という。

 スマホレジは、客がレジで商品をまとめてスキャンするセルフレジとは異なり、スマホの専用アプリを起動させて買い物を楽しむ。選んだ商品のバーコードをカメラで読み取ると、商品と合計金額が表示される。割引にも対応し、返品も画面で操作する。

 会計はスマホに表示されるQRコードを専用レジに読み込ませ、現金かキャッシュレス決済で支払う。買い物かごにマイバッグをセットしておけば袋詰めの手間も省ける。

 クロバ店は、スマホの固定台と充電器を取り付けたカートを15台導入し、アプリを搭載したスマホの貸し出しも行う。精算に誤りがないか、会計後にスタッフが確認する場合があるという。

 スマホレジを利用した0歳の息子を連れた母親(29)は「子どもが小さいので、レジに並ばなくていいのは本当に便利。買い物しながらのスキャンも楽しい」と話した。

 同店は有人レジも設置している。同社の豊田洋人・経営企画戦略室長は「コロナ下で密回避と非接触のニーズが高まり、レジの人員不足も深刻化している。お客さまの評価や要望を踏まえ、導入店拡大も検討する」としている。(井上智仁)

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