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2021.11.13 08:50

2700系特急が高知県を横断!12月に臨時列車 奈半利―宿毛200キロ、JR四国・くろ鉄

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奈半利―宿毛駅間をJR四国の新型特急で行く「高知横断特急」(コラージュ・松本康裕)

奈半利―宿毛駅間をJR四国の新型特急で行く「高知横断特急」(コラージュ・松本康裕)

 高知県内鉄路の東西両端間約200キロを直通する「高知横断特急」を、JR四国と土佐くろしお鉄道が12月21、22の両日に共同運行する。東端の奈半利駅と西端の宿毛駅を約6時間かけて走る臨時列車で、食事などが付く旅行商品として11月14日から取り扱う。

 JR土讃線を挟み、くろ鉄のごめん・なはり線と中村・宿毛線を直通列車が走るのは4年ぶり。使用するJR四国の新型ディーゼル特急「2700系」がごめん・なはり線を走るのは初めて。

 21日の「宿毛号」は午前10時18分に奈半利駅を出発。11駅に停車し、午後4時36分に宿毛駅に着く。22日の「奈半利号」は午前10時8分に宿毛駅を出て12駅に停車し、奈半利駅到着は午後4時28分となる。

 途中の停車駅では、ご当地キャラクターや地元住民らが歓迎やおもてなし。太平洋が眺められる区間は速度を落とし、四万十川の橋上では一時停車する。中村駅を除き、途中駅での乗降は不可。

 JR四国の久保正・販売促進課長は「海から山へ、また海へ、という車窓の移り変わりを楽しめ、『奈半利号』では夕景も味わえる。運行は平日だが、利用は見込めます」と話している。

 両日ともに指定席60人、グリーン席8人が上限。日帰りコース(大人1人1万7千円~)と、1泊2日コース(同3万7千円~)があり、いずれも四国内の各駅から出発・到着駅までの往復切符が付く。JR四国旅の予約センター(087・825・1662)や、JR四国ツアーのホームページなどで申し込める。(村上和陽)

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