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2021.11.12 08:42

「火球」くっきり大きく 高知県いの町の男性が撮影

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観測された火球(久武啓士さん撮影の動画の一部)=5枚、上から時系列順

観測された火球(久武啓士さん撮影の動画の一部)=5枚、上から時系列順

 10日午後11時15分ごろ、高知県を含む西日本各地の上空で、流れ星の中でも特に明るい「火球」とみられる光が観測された。会員制交流サイト(SNS)でも「大きかった」「隕石(いんせき)か」などの目撃情報が相次いだ。

 吾川郡いの町波川の会社役員でユーチューバーとしても活動する久武啓士さん(58)は、普段から町の風景などを生配信しており、自宅屋上から星空を撮影している中で今回、撮影に成功した。

 「家で編集作業をしていると、モニターが突然明るくなって『これは何だっ』と。興奮しました」と久武さん。「普段から流れ星を狙っていないわけではないけど、方向は見当がつかない。画角にぴったりはまる形で、これほどのものが撮れるとは」と振り返った。

 動画は久武さんのユーチューブ(「久武けいしの徒然草」)で視聴可。沖縄県の元石垣島天文台所長、宮地竹史さん(73)=香美市出身=は「こんなに大きく明るく映るのは珍しい。コロナ禍の大変な時、宇宙に思いをはせ、気持ちを大きくしていただければ」と話していた。(小笠原敏浩)

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