2021.11.02 08:40
戻りガツオ最盛期「塩たたきお勧め」 高知県黒潮町の佐賀漁港
丸々太って脂が乗った戻りガツオ(黒潮町の佐賀漁港)
戻りガツオは、秋ごろに北の海から南下するカツオで、春のカツオより脂が乗っているのが特徴。高知県漁協佐賀統括支所によると、今年は昨年に続く豊漁で、2月からずっとカツオが取れ続けている。戻りガツオが取れるようになった10月以降は、1日当たり10トン前後が水揚げされているという。
1日は3隻で約6トン。約3~5キロのカツオは船からベルトコンベヤーで港に運ばれ、サイズ別に仕分け。1匹ずつトロ箱に納められ、県内各地のほか関東や関西の市場へ出荷された。
同支所の中嶋幸さん(48)は「取れたてはモチモチで甘い。だいぶ脂も乗っているので、塩たたきで食べるのがお勧め」と話していた。(河本真澄)