2021年 12月03日(金)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

2021.09.28 08:35

そして某年某日(9)1931年8月15日 香美市 龍河洞 神の壺「発見記」

SHARE

神の壺を見る南耕一さん。祖父の霞さんは集落の仲間と未知の道を進み、弥生式土器や出口を発見した(香美市の龍河洞=いずれも山下正晃撮影)

神の壺を見る南耕一さん。祖父の霞さんは集落の仲間と未知の道を進み、弥生式土器や出口を発見した(香美市の龍河洞=いずれも山下正晃撮影)


逆川住民の“突破劇”
 香美市土佐山田町逆川の龍河洞。中の岩道を10分ほど登ると、「記念の滝」が現れる。高さ11メートル。ごう音が響く。

 かつて人々を拒んだ未踏の大滝。初めて乗り越えたのは海南中(現・小津高)の教諭で、国内の洞窟探検の第一人者となる山内浩さん。

 90年前の1931年6月7日。同僚や生徒と洞内の悪路やがけを2時間かけて進んだのち、この大滝に到着。手作りの板ばしごを継ぎ足して立て、猛烈な水に打たれて登った。滝の上には小空間があり、コウモリの羽音とともに、美しい鍾乳石群を見る。

 滝の上から山内さんは叫ぶ。「オーイ、登ったよー」。名勝龍河洞、これが「開洞」の瞬間だ。

 山内さんは著書「地底の神秘を探る」に記す。しかし、まだここは「玄関」にすぎない。このさらに奥に、聖なる大広間が隠れていた。…

この記事の続きをご覧になるには登録もしくはログインが必要です。

高知のニュース 香美市 観光 そして某年某日

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月