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2021.08.26 08:42

高知市出身の小西翔さん、パラ開会式の衣装デザイン 「光り輝く個性を表現」

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「光り輝く個性を表現した」と話す小西翔さん(東京都世田谷区)

「光り輝く個性を表現した」と話す小西翔さん(東京都世田谷区)

 24日に国立競技場で行われた東京パラリンピック開会式の衣装デザインに高知市出身のファッションデザイナー、小西翔(しょう)さん(30)=ニューヨーク市在住=が携わっていた。式終盤のパフォーマンスに登場した障害者らの衣装を担当。「一人一人の個性が輝くように、と思いを込めた」と振り返った。

 小西さんは太平洋学園を卒業後、東京モード学園へ。ニューヨークのパーソンズ美術大大学院などを経て、デザイナーとなった。同大学の非常勤講師なども務めている。

 パラ開会式でパフォーマンスの衣装デザインのディレクターを務めたのは、映画や舞台などの衣装デザイナーとして活躍する伊藤佐智子さん。「若手デザイナーと一緒に」という伊藤さん側の意向で2019年夏に声が掛かり、「大変名誉なこと。お役に立てるのなら、と引き受けました」。

 任されたのは、式終盤に「片翼の小さな飛行機」をテーマに繰り広げられた演劇パフォーマンスの衣装。デコレーショントラックに乗ったギタリスト、布袋寅泰さんの演奏に合わせ、障害のある約50人のパフォーマーがさまざまな乗り物に扮(ふん)して躍動感たっぷりに踊った場面だ。

小西さんが衣装を担当した布袋寅泰さんらによるパフォーマンス(24日、国立競技場)

小西さんが衣装を担当した布袋寅泰さんらによるパフォーマンス(24日、国立競技場)

 主催者側から「光り輝く衣装を」との提案を受け、小西さんは「それぞれの個性が輝くデザイン」を意識。色鮮やかな生地に発光ダイオード(LED)を施したきらびやかな衣装を仕立てた。布袋さんには「シルエットを保ちつつ、サイバーチックな」衣装を提供し、迫力あるパフォーマンスを彩った。

 制作前には障害があるパフォーマーの動きを直接確認に行き、「逆立ちしたり、ブレークダンスをしたり。パワー、挑戦する気概や可能性を感じた」と小西さん。

 今回の仕事を通じて「パフォーマーに生きる素晴らしさと勇気をもらった。自分がやりたいのは、人と向き合ってモノをつくることだと再確認できた。これからも個性と向き合ったデザインを発信したい」と意欲を新たにしていた。(五十嵐隆浩)

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