2021.07.08 08:35
四国カルストの宿泊施設が新装オープン 高知・津野町「星ふるヴィレッジTENGU」
満天の星をより満喫できる施設を目指し、昨年10月から大規模改修。天井をガラス張りにした客室や天文台などを新たに設けた。
家族連れやハイカーらが多く利用するレストラン(午前10時~午後3時)は90席を用意。売店(午前7時~午後9時)では、ソフトクリームなどの人気商品に加え、地元の「満天の星」ブランドの限定パイやクッキーなども登場した。
オープンと同時にレストランを利用した愛媛県伊予市の60代男性は「内装がモダンになって、すごく良くなった。今度は泊まりに来たい」と笑顔で散策に出掛けていた。
プラネタリウムは毎日午前11時~午後3時半に4回上映(各45分)。季節の星空を紹介する「天狗高原 星空トレッキング」と、町の魅力を伝える「絶景体感 津野紀行」の2本立て。定員30人で、高校生以上800円、小中学生400円、未就学児無料。
倉橋盛男支配人(59)は、宿泊予約も好調といい「星空やカルストなどの自然を身近に感じ、最高の思い出をつくってもらえるよう、おもてなしを頑張りたい」と張り切っていた。(富尾和方)