2021.06.24 08:30
糖度に自信!山北ミカン 高知・香南市のハウスで収穫最盛期
JA高知県香美地区管内では、48戸が約14・4ヘクタールでハウス栽培。全国屈指の生産量を誇り、平均糖度13度というコクのある甘さが高く評価されている。JA担当者によると、今年は記録的に早い梅雨入りで甘さの大敵となる収穫期の雨が心配されたが、「意外と晴れが続き、例年以上のでき」という。
同市香我美町山北の国常尊裕さん(50)のハウスでは、太陽の恵みを受けてオレンジに色づいたミカンが、丁寧に摘まれている。国常さんは「今年も無事甘さがのったおいしいミカンに仕上がった。たくさんの人に味わってほしい」と話していた。
収穫は7月中旬ごろまで続き、大阪や瀬戸内地方に加え、シンガポールなど海外の市場にも並ぶという。(深田恵衣)