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2021.06.09 08:38

ニッポン高度紙が電気自動車向け新製品、高耐熱の不織布セパレータを開発

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電気自動車に使われる、新開発の不織布セパレータ(高知市のニッポン高度紙工業)

 脱炭素化の流れが加速する中、ニッポン高度紙工業(高知市春野町弘岡上)が、電気自動車(EV)向けに高性能な不織布の電池用セパレータ(絶縁紙)を開発した。同社は土佐和紙作りをルーツに持ち、抄紙機を使ってセパレータを製造。新製品は、従来の2倍の300度の高温に耐え、充放電の速度も上がるため車の使い勝手が良くなるという。急拡大中のEV市場に売り込む。

 セパレータは電池やコンデンサーの内部にある、プラスとマイナスの電極を分離するシート状の製品。同社の主力はパルプを原料にしたアルミ電解コンデンサー用で、国内の95%、世界の60%のシェアを誇る。…

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