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2021.05.01 08:39

芸西村「ロイヤルホテル土佐」に産直市 特産・黒糖使用のスイーツ提供カフェもオープン

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地域密着型の産直市などをオープンした「ロイヤルホテル土佐」(芸西村西分甲)


 安芸郡芸西村西分甲の「ロイヤルホテル土佐」は5月1日、高知県内の特産品を集めた産直市や村特産の黒糖を使ったスイーツを提供するカフェをオープンする。新型コロナウイルスの影響で県外客が減少する中、地域密着型の経営を目指す。

 同ホテルは昨年度、新型コロナ感染拡大の影響で利用者が平年の約8万人から約3万5千人に落ち込んだ。村は東部観光の重要な拠点を守ろうと、ホテル側と対策を模索。県外の宿泊者だけではなく、地域住民が足を運ぶ施設にしようとリニューアルを決めた。村が新型コロナの地方創生臨時交付金から2500万円を支援した。

 リニューアルしたのは1階の土産物コーナーとカフェ。土産物コーナーは「マルシェ イン ゲイセイヴィレッジ」と名付け県産の野菜を扱う。また県東部の地酒やみそなどを販売する。

 新たなカフェは同村特産の花にちなみ「ブルースター」と名付けた。ホテルのスタッフは昨年から敷地内で栽培するサトウキビを使い特産の黒糖「白玉糖」を製造しており、それを使ったシフォンケーキ、食パンを提供する。また東部の観光情報を発信するタブレットも設置。電源やUSBも整備しワーケーションが可能なスペースにする。

 同ホテルの担当者は「リゾートホテルというと敷居が高いイメージがあった。地元に愛されるホテルにしていきたい。東部観光の入り口として地域の産業や生活に光を当てていきたい」と話している。(森部智成)

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