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2021.04.22 08:35

集活センター「おおのみきた」イタドリ初収穫、300キロ加工 高知県中土佐町

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収穫したイタドリの真空パック詰め作業(中土佐町の北地区振興会加工場)

 高知県高岡郡中土佐町大野見地域の集落活動センター「おおのみきた」が今春、休耕田を活用して栽培したイタドリを初めて収穫した。1年目の収量は約300キロで、塩漬けなど加工作業も終わり、順次出荷を始めている。

 集活センターを運営する大野見北地区振興会が活動の資金源にと、キクラゲやイタドリの販売事業に着手。イタドリは同会やメンバー10人が昨春、計約1ヘクタールで栽培に乗り出していた。

 収穫は今年3月下旬にスタート。並行して大野見萩中の同会加工場で皮むきや塩漬け、真空パック詰めを行った。収量は約800キロを見込んでいたが、3月上旬の霜が響いたという。それでも加工作業ではパートで12人の雇用も生んだ。

 作業は4月17日に終了。加工品は約150キロとなり、町内の飲食店や学校給食向けに出荷するほか、一部はスーパーの直販コーナーでも販売する。

 戸田晴喜会長(66)は「しゃきっとして、おいしい」とPR。今春は作付面積を0・6ヘクタール拡大しており、「キクラゲと合わせて特産品の2本柱に育てたい」と意欲を見せている。(富尾和方)

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