2021.04.11 08:39
【動画】4/10は「四万十の日」四万十川に愛を誓う船上結婚式
船上結婚式は、市内の美容室や遊覧船業者でつくる四万十D&H(小椋茂昭代表)の恒例行事。例年3組で開催するが、今年は新型コロナウイルス感染防止で1組とした。
高知市の会社員、島崎由宇さん(29)と里知(りさと)さん(29)。白無垢(むく)と羽織袴(はかま)姿で現れた2人は、四万十市佐田の佐田沈下橋で屋形船に乗り込み、三三九度などで契りを交わした。
三里沈下橋では、由宇さんが所属するよさこいチームが新郎を交えて鳴子踊り。Jポップバンド、ジャアバーボンズの生演奏が川面に響き、新郎新婦は晴れやかな表情を浮かべていた。
初めて遠出デートした佐田沈下橋で挙式したいと応募した2人。由宇さんは「コロナ禍の中、こんな機会をもらい感謝でいっぱい」と笑顔。里知さんも「本当にうれしい。お互いを思い合い、しっかりと家庭を築いていきたい」と涙ぐんだ。
四万十D&Hは、〝逆四万十の日〟の10月4日にも船上結婚式を行う予定。(今川彩香)