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2021.02.04 08:39

「ブンタンは栄養機能食品」 土佐市の農家がビタミンCをPR

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栄養機能食品としてブンタンの出荷を始めた森田修平さん(土佐市甲原)

 高知県土佐市のブンタン農家がこのほど、出荷する果実に「栄養機能食品」の表示を始めた。ブンタンでは珍しい試みで、ビタミンCの効果をPR。新型コロナウイルス禍の逆風の中、「少しでも新たな消費者の開拓につながれば」と期待している。

 土佐市甲原で栽培する森田修平さん(41)。コロナの影響で昨季は出荷量が一時大きく落ち込んだという。危機を感じていた折、宮崎県のピーマンが「栄養機能食品」として販売されているのを知り、「ブンタンもできないか」と考えた。

 栄養機能食品は、ビタミンやミネラルなど特定の栄養成分を補給する食品で、その栄養成分の体への働きを表示するもの。含有量が国の基準値内にあれば許可や審査は必要なく、ビタミンCなら「皮膚や粘膜の健康維持を助ける」などと表示できる。

 文科省の資料によるとブンタンは半玉(200グラム)に90ミリグラムのビタミンCが含まれ、問題なく表示が可能。ただ、森田さんは「せっかくなので自分のブンタンを調べたい」と、高知県食品衛生協会に成分検査を依頼。結果、半玉当たり108ミリグラムのビタミンCが含まれていたという。

 1月下旬に始まった今季の出荷分から、箱に「土佐文旦は栄養機能食品(ビタミンC)」などと記したチラシを同封。販売面の効果はまだ判断できないが、森田さんは「コロナで人々の食に対する健康面の意識は変わってきた。いずれは(栄養機能を)ブンタン農家全体でPRしていければ」と話している。(山崎友裕)

高知のニュース 土佐市

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