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2021.01.23 08:39

ほっこり味めぐり(14)中日そば ちゅうにち同盟(香南市)

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うどんのだしに中華麺を入れた「中日そば」

優しくて懐かしい
 あっさり優しく、どこか懐かしい。うどんだしと中華麺との一風変わったコラボレーション「中日(ちゅうにち)そば」。高知県香南市赤岡町で昔から親しまれてきたローカルフードで、今も市内の飲食店などで味わうことができる。

 店舗関係者らによると、1952年ごろ、旧赤岡町の商店街には中華そばやうどんを出す店が数軒あった。ある店主が中華そばのスープを作る手間を省くため「うどんのだしに中華麺を入れてみよう」と試したのが始まり。調理が簡単なため、飲食店だけでなく、家庭でも作られるようになったという。

 その後、国道55号やスーパーができて商店街から客足が遠のき、中日そばの店も減少。「なくなってしまうのは妙に寂しい」。2011年、香南市内の飲食店主ら有志が集い「ちゅうにち同盟」を結成し“復活”を遂げた。

中日そばを提供するレストランかとり(香南市野市町東野)

 ちゅうにち同盟メンバーの「レストランかとり」(香南市野市町東野)では、薄く削った昆布と油揚げ、長ネギにシラスをトッピング。軟らかくゆでられた麺はするすると喉を通り、あっという間に胃袋に収まる。ふんわり香るだしも相まって、まるで故郷の母が作ってくれたような、ノスタルジックな一品だ。

 「家庭の味、おかえりって迎えてくれるような味がするでしょ」と、レストランかとりの近藤洋好さん(42)。ちゅうにち同盟の代表を務める野村真仁さん(63)も「歴史あるB級グルメ。ぜひ食べに来て」と、笑顔で呼び掛けていた。(香長総局・川嶋幹鷹)

 【メモ】レストランかとり以外の主な提供店は、とさを商店、豊楽、曽我(以上香南市)と、南国市の高知自動車道南国サービスエリア。各店600円程度。

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