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2021.01.23 08:40

和の飾り「水引」作ろう 合田さん(土佐市)高知県内で講座活動

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合田さんが手掛けたさまざまな水引作品

アクセサリー、小物にも
 祝儀袋などの金封や結納飾りなどに使われる水引が近年、アクセサリーや小物の素材として見直されている。高知県土佐市を拠点に水引の結び方講座を開いている合田裕子さん(55)は「色も多く、創意工夫で作り方が広がる。日常の中で使えますよ」と魅力を語る。

水引の結び方を教えている合田裕子さん=右(高知市の「高知 蔦屋書店」)

 水引は、和紙をこよりにしてのりで固め、染色などの加工を施したもの。飛鳥時代、中国からの贈り物に結ばれていた麻ひもがルーツといわれ、和紙の発展とともに普及した。

 合田さんは土佐市の任意団体「じゃぱかる」の副代表。水引生産地の一つ、愛媛県四国中央市の出身で、幼い頃から近所のお母さんたちが内職で水引細工を作る姿を見てきた。「友だちの家に行くとたくさん積まれてて、美しさに目を見張った」と言う。

 夫の転勤で土佐市に来たのは25年ほど前。2015年には知人と、じゃぱかるの前身となるまちづくり団体「土佐市観光style」を立ち上げた。その活動の一環で土佐市産のイグサと、四国中央市の水引細工を組み合わせた置物を販売する中、水引職人が減少していると知った。

 伝統の技が失われることに危機感を抱き、四国中央市の水引講座に通うなどして、結び方や歴史を学んだ。2018年から四つ葉型などに結んだしおりやピアスを販売。ワークショップも始めた。

 昨年12月中旬、「高知 蔦屋書店」(高知市南御座)で開かれたワークショップでは、代表的な「あわじ結び」の応用形をレクチャー。常連の参加者(57)は「作っている時は無心になれる。人にプレゼントする時の包みに添えるなどして活用しています」と、繰り返し結び方を練習していた。

 「生活の中で使われないと、伝統産業は廃れていく」と合田さん。水引作りで「丁寧に作業を重ねることが、自分の心を磨くことにもつながる」と話している。

 次回のワークショップは2月17日に開催。詳細は「じゃぱかる」のホームページで。(松田さやか)

高知のニュース 土佐市

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