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2021.01.21 08:38

ほっこり味めぐり(12)フグ定食 割烹玉杯(土佐市高岡町乙)

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てっさを楽しめるフグ定食(土佐市の割烹「玉杯」)

高級魚 地産で気軽に
 高知県土佐市内でも数少ない割烹料理店の一つ、1957年開業の「玉杯」。落ち着いた雰囲気で味わうカツオのたたきなどが人気の店に昨夏、地元で養殖されているトラフグの料理がお目見えした。

 フグ料理自体は、2代目店主の山本日出夫さん(77)がふぐ処理師免許を取得した1974年から、天然フグを主にてっさ(刺し身)で出していた。ただ、コースで1万円を超えることもあるなど高価で「注文は年に1回あるかないか」だったという。

 近年、建材・住宅部材メーカー「タナック」(本社・大阪府)が土佐市内の工場でトラフグの養殖を始め「免許もあるし、せっかく地元で育てゆうき」と取り扱うことに。昨年6月、てっさや唐揚げなどの定食(税別2400円)をメニューに加えた。

ぴちぴち動き回るトラフグ(土佐市の割烹「玉杯」)

 まな板でぴちぴち動くフグを手際よくさばく山本さん。薄切りのてっさは、フグ独特の肉の弾力が程よい歯ごたえとなって、口の中で踊る。初めてフグを食べるという人の注文も多く「食べ応えがあっておいしい」「近くで食べられてよかった」と好評だそう。

 県内ではまだなじみの薄い高級食材だが、安価になったこともあってか「1日に複数の予約が入ることも」といい、昨年11月からは鍋コース(税別4300円)も始めた。

 「高知はやっぱり魚がメイン」と笑う山本さん。これからも腕によりをかけ、地元の多様な食材を提供し続ける。(土佐支局・山崎友裕)

 【メモ】フグ料理は2人前からで、前日までに要予約。営業は午前11時半~午後1時と午後4時半~10時(時間短縮中は午後4~8時)。定休日は月曜と第4日曜。高岡町乙38。電話088・852・0330。

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