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2020.10.12 14:31

高知FDが首位攻防戦を制す 逆転サヨナラ 徳島に2―1

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【高知FD―徳島IS】9回裏高知2死一、三塁、サヨナラ打を放ち喜ぶ山本=右から3人目。左端は同点打の宮本。手前は徳島の投手亀山(越知町民総合運動場)

 四国アイランドリーグplusは11日、高知県の越知町民総合運動場などで2試合を行った。高知FDは徳島ISとの首位攻防戦に2―1で逆転サヨナラ勝ちし、ゲーム差を1に縮めた。



 高知FDは1点を追う九回、先頭の浜が三塁打で出塁すると、1死後に宮本が右前適時打を放って同点。なおも山崎翔(高知高出)の安打などで2死一、三塁と好機を広げ、最後は山本(岡豊高―高知工科大出)がサヨナラ打を放った。



 投げては先発石井が7回1失点。9安打を浴びながらも要所を締めた。八回は高橋(高知商高出)、九回は平間がそれぞれ0点に抑えた。



 愛媛MP―香川OGは0―0で引き分けた。




高知 2━1 徳島

 













徳島













高知















 高知―徳島18回戦(8勝8敗2分け、14時、越知、350人)

(徳)小原、安丸、亀山―佐々木

(高)石井、高橋、平間―大原

[勝]平間39試合3勝1敗14S

[敗]亀山35試合4勝3敗13S

▽三塁打 福原、浜

▽二塁打 浜、福原

▽試合時間 3時間




四国ILplus勝敗表(10月11日現在)

       試  勝  敗 引 勝率     差

(1)徳島 63 29 25 9  .537  -

(2)高知 64 30 28 6  .517  1.0

(3)香川 68 28 31 9  .475  2.5

(4)愛媛 67 25 31 11 .446  1.5






ナインの執念結実

 高知FD・山本の打球が二塁手の後方に落ち、三塁走者がサヨナラのホームを踏むと、球場は割れんばかりの拍手に包まれた。首位を2ゲーム差で追うFDにとって、絶対に負けられなかった首位攻防戦。ナインの執念が最後の最後で実った。



 苦しい展開だった。エース石井が三回にスクイズで先制点を奪われると、その後も何度もピンチを迎えた。そのたびに集中力を上げ、六回1死満塁では自慢の直球で連続三振。7回1失点でマウンドを譲ると、救援陣も無失点で粘り続けた。



 しかし、打線がなかなか本塁を踏むことができない。もう駄目か―。球場にそんな雰囲気が漂っていた最終回。3番浜から攻撃が始まった。



 無得点に終わった前日の試合で好機に打てず、吉田監督から「準備不足」と厳しく指摘されていた浜。「何が何でも塁に出る」。初めてバットを指3本分短く持って打席に立った。



 フルカウントからの6球目。外角高めの直球を振り抜くと、打球は外野の頭上を越えた。三塁を陥れた会心打で、球場の雰囲気は一変した。



 1死三塁となり、5番の宮本。一回の先制機で凡退するなど、いいところがなかった。副主将として無得点の打線に責任を感じていた。だから「死ぬ気」で打席に入った。外角のボール気味の球を腕をいっぱいに伸ばして逆方向に転がした。



 浜が生還し、詰め掛けた350人のボルテージが最高潮に。最後は2死一、三塁から山本が「詰まっていたが、流れに乗った」一打で勝利をつかんだ。犠打や安打でサヨナラ機を演出した大下、山崎翔も含め、諦めないFDナインの姿勢が随所で光った。



 これで、徳島とのゲーム差を1に縮めた。次戦の14日は、敵地で再び首位攻防戦だ。宮本は「高知で応援してくれていることを頭に入れて戦う。挑戦者の気持ちで、がつがつ戦って勝つ」と闘志を燃やす。今季、苦しい場面を何度も乗り越え、たくましさを増したFDナイン。このままゴールテープまで突っ走る。(村上和陽)

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