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2020.09.29 08:40

高知大学生が1日限定居酒屋 土佐町石原地区の直販所 住民の要望受け企画

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「里の役に立ちたい」と居酒屋を開いた三谷七香さん(左から2人目)=写真はいずれも土佐町西石原の「やまさとの市」

 高知県土佐郡土佐町石原地区の直販所「やまさとの市」でこのほど、1日限りの居酒屋が開店した。“店主”は、地区に一時的に移住している高知大学地域協働学部4年の三谷七香さん(22)=大阪府出身。住民らに大好評で、三谷さんは「里の魅力をもっとPRしたい」と意気込んでいる。

 直販所は、住民が出資して設立した会社が2014年に整備し、日曜日に営業している。

テントが並び、大勢の住民らでにぎわった

 地域協働学部生は2017年から、地区内の催しや集会に参加するなどして、地域課題を探究。三谷さんは、地区内での活動を通じて、「もっと石原を知り、親切にしてくれた住民に恩返ししたい」と、今年3月に地区内に移り住んだ。商店で勤務するほか、住民グループの加工品製造や農業にも汗を流している。

 「飲む場所がないき、スナックやってや」と、住民から要望を受けていた三谷さん。「スナックもいいけど、自分には大勢がわいわい飲む居酒屋が合ってる」。直販所を居酒屋に衣替えすることにした。

 今春開催する予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延び延びに。25日、やっと直販所に赤ちょうちんがともった。テントが並んだ駐車場は野外宴会場に変身。三谷さんは同級生や町内の飲食店の協力も得ながら、たこ焼きやおでん、チャーシューなどの居酒屋メニューを提供した。

 地区内外から訪れた約60人の老若男女は、ビールをぐびり、熱かんをちびり。「ひろめ市場よりえい!」「里が明るうなった」と大喜びだった。

 直販所は新型コロナの影響で、3~8月まで営業停止に追い込まれた。住民会社の筒井良一郎執行役員(81)は「自粛ムードで縮こまった住民の心をほぐしてくれた、本当にありがたい」。

 三谷さんは10月から大学を休学し、今後1年半ほど地域に住む予定。「里の役に立ちたい一心です。もう次の企画を考えてますよ」と目を輝かせていた。(竹内将史)

高知のニュース 土佐町

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