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2020.06.17 08:39

波介川のヒマワリ10万本 鮮やかに 土佐市の松本さん栽培20年

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高さ2メートルほどに育ったヒマワリが見頃を迎えた畑(土佐市出間)


 高知県土佐市出間の波介川沿いで夏の風物詩となっている10万本のヒマワリが、今年も見頃を迎えている。地元の農業、松本都一(くにかず)さん(68)が、ネギ栽培の合間に育て始めて20年目。今後も「体が続く限りやりたい」と意欲を見せている。

 ヒマワリ栽培のきっかけは、国の区画整理という。10カ所以上に分散していた畑が約9千平方メートルの1カ所に集約された。松本さんはネギの連作障害を防ぐため、春~夏に別の作物を育てようと考え、「遊び心でヒマワリを植えた」と笑う。

 最初は3千平方メートルに3万本植えたが、土をかぶせすぎるなどして「1万本も咲かんかった」。徐々に栽培のこつをつかんで本数を増やし、ここ10年ほどは毎年約10万本が鮮やかに咲いている。松本さんは「水はけをよくするために畑の中に溝を入れるなど工夫を重ねた」と振り返る。

「毎年きれいに咲かさないかんというプレッシャーはあります」と笑う松本都一さん(土佐市出間)


 壮観な景色は口コミや報道で知れ渡り、見物客は「最多で1日5千人来たこともある」。駐車場に誘導するスタッフを雇うなどしていると経費が増大。本業のネギ栽培がおろそかになると“閉園”も考えたが、土佐市の助言もあって3年前からは入園料を設定。現在は大人200~300円(高校生以下無料)としている。

 「体力面など苦労もあるが、喜んでくれる人がおるのは励みになる」と松本さん。「1年ごと“延長戦”という感覚やけど、やれるだけ頑張りたい」と笑顔を見せた。

 今年は今週いっぱいが見頃だという。マスク着用での来場を呼び掛けている。(山崎友裕)

高知のニュース 土佐市

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