2021年 11月27日(土)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

2020.02.28 08:40

大川村議会がペーパーレス化 タブレットで審議 高知県内の市町村初

SHARE

ペーパーレスで厚さ12センチから5ミリに。2019年度分の議案書など紙資料=右=とタブレット端末(大川村議会議場)

 土佐郡大川村議会(定数6)は3月2日に開会する定例会からタブレット端末を活用し、審議を「ペーパーレス化」する。議案書などをデジタル化することで、村は年間の議会活動にかかる印刷代を半額程度に圧縮できると見込む。県内34市町村の議会では初めて。

 ペーパーレス化するのは、村が定例会や臨時会に提出する議案書や決算書で、議員と執行部用12部。どうしても紙資料が良いという議員には応じる。これまでは報道用など23部用意し、印刷代は45万円ほどかかっていたが、22万円程度に抑えられるという。

 村議会は昨年11月からペーパーレス化を検討し、「議会としても経費節減に協力したい」(和田民夫議長)と村に打診。和田知士村長も快諾し、タブレット6台と周辺機器を約42万円で購入した。セキュリティー面を考慮し、当面はインターネットには接続しない。執行部もタブレットを使用し、議場にはスクリーンを設置。審議中の議案を映して傍聴者にも配慮する。

若手からタブレットの使い方を教わるベテラン議員(大川村議会議場)

 27日の議会運営委員会では、20~80代の議員が真新しいタブレットで練習。「慣れれば、資料探しは紙より早そう」「持ち運びが楽」とおおむね好評で、最高齢の平賀真助議員(82)も「紙が見やすいが、勉強せないかん」と若手に教わりながら画面を操作していた。

 和田議長は「小さな議会だからこそ導入しやすい面もある。将来的には過去の議事録なども端末で読めるようにできれば。時代に沿った議会改革を進めていきたい」と話している。

 他の市町村議会では、宿毛市と高岡郡津野町が2020年度のペーパーレス化を検討している。(森本敦士)

高知のニュース 大川村

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月