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2019.07.30 14:33

高知 昭和51年 武吉孝夫の写真を歩く 第2部 水辺より(1)昭和橋

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【写真1】木組みの昭和橋。築41年を経た最後期の姿(武吉孝夫さん写真集「昭和51年を歩く」より)

【写真2】現在の昭和橋と武吉さん。「昔の橋には個性があったなあ…」(高知市桜井町1丁目)

日常の片隅に異形の橋
 現代の感覚では「異形」の橋というほかない。1976(昭和51)年、高知市民の日常の片隅―。

 高知市桜井町1丁目の江ノ口川に架かる「昭和橋」。もともとは木組みで、投げやりな補修の跡が確認できる。欄干が欠けているが、住民は気にせず自転車で渡っている(写真1)。

 武吉孝夫さん(73)=高岡郡四万十町=は撮影時「『あ、こんな橋もあるわ』程度の意識」にすぎなかったと振り返る。

 安全意識が低い半面、社会全体に今ほどの息苦しさもなかった。良くも悪くも「緩い」時代だった。

 現在の橋は撮影の6年後に架け替えられた。当然ながら「先代」の面影はない(写真2)。

    ◇

 高知新聞の過去記事を調べると、まさに昭和51年、「哀れその名は昭和橋」との見出しで取り上げられていた。

 それによると建設は1935(昭和10)年。橋の中央部は、河川改修の作業船を通すため切り取られた。その後、鉄板による補修で「仮橋のような無残な姿が残ってしまった」という。…

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高知のニュース 昭和51年 武吉孝夫の写真を歩く

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