2021年 11月30日(火)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

2019.07.26 08:45

土佐れいほく博たいけん日和(1)爽快!360度パノラマ 大川村・平家平

SHARE

ササ原の岩の上でお昼ご飯。吉野川や大川村が眼下に見渡せる(大川村の平家平)


 高知県の嶺北地域の魅力を発信する「土佐れいほく博」が7日に開幕した。12月25日までの約6カ月間、嶺北4町村でさまざまなイベントが開かれる。その目玉の一つが豊かな自然を生かした体験型観光だ。4町村で、とっておきのアウトドアを体感してみた。

 桜のつえを手に濃い緑の中をひた歩く。小さな沢を跳び越える。フウフウ、ヨイショ。なまった体が悲鳴を上げている。目指すは高知県土佐郡大川村の平家平(標高1692・6メートル)。木立からのぞく頂上は、とてつもなく遠くに見える。

 大川村の小麦畝登山口から山頂までの標高差は約700メートル。地元の上田万生(かずお)さん(66)の案内で登る。元中学校教員の上田さんは新緑や紅葉、霧氷など、40代から平家平の四季を趣味のカメラに収めてきた。

小さな沢で休憩。冷水に浸したタオルで汗を拭うと気分爽快(大川村の平家平)


 ゆっくりと3時間。尾根に出たら、愛媛との県境の稜線(りょうせん)を山頂へ一直線。バイケイソウとアザミの花が山道を彩っている。やがてピークとは思えない平らで広い空間が現れた。「昔は馬を走らせたと。うそか本当か分からん話」と上田さんが笑う。

 一面のササ原がみずみずしく輝く。360度遮るもののない大パノラマに疲れが吹き飛ぶ。その名の通り平家伝説の残る地。かつて落人たちもここで一息入れたのだろうか。(嶺北支局・森本敦士)

【メモ】
 登山ツアーは大川村ふるさとむら公社が定期的に実施中。平家平のほか大座礼山、野地峰、井野川集落散策などのコースがある。問い合わせは同公社(0887・84・2201)へ。

高知のニュース 観光

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月