江戸の高知城下町図や鏡川を描いた絵図など、高知県内には多数の古地図が残されています。古地図を手に高知県内各地を歩いて身近な歴史を学ぶ年間企画「土佐古地図ナビ」(毎月最終水曜日掲載)。古地図を手掛かりに、記者が住民とともに地域の歴史を探索します。
第一話は、高知市の国史跡・高知城。ボランティアガイドの岩崎義郎さん(89)と高知城を裏ルートで歩く「史跡散策」と、記者らが武者に扮(ふん)して城の防御機能を探る「歴史再見」で“南海の名城”の知られざる機能や見どころを探ります。
城歩きのスタート地点は、県警本部西側の北曲輪(くるわ)跡。18世紀初頭の古地図を片手に江戸期の高知城へGO!...