2016.11.03 08:15

【いのぐ】第4部 南海トラフ地震研究最前線[3] 3連動の確率7」

黄色で示した範囲が津波で運ばれてきた海砂が堆積した層。蒲生田大池で痕跡が残っているのは約2千年前の層だけで、宝永を大きく上回る規模の津波が押し寄せたことがうかがえる
黄色で示した範囲が津波で運ばれてきた海砂が堆積した層。蒲生田大池で痕跡が残っているのは約2千年前の層だけで、宝永を大きく上回る規模の津波が押し寄せたことがうかがえる
 ガガガガ。海岸近くの天然池に機械の打設音が響く。池に浮かぶ特製いかだから、直径7・5センチのパイプが池底に打ち込まれていく。そうして数メートルの深さから引き上げたパイプ内に地層を成した“土砂の棒”が現れた。そこに含まれる砂の層こそ津波の痕跡だ。

 東日本大震災以降、過去の地震痕跡を調べる歴史地震研究が注目されている。その第一人者が、高知大学の岡村眞特任教授だ。...

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カテゴリー: 環境・科学いのぐ災害・防災


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