2016.11.02 08:10

【いのぐ】第4部 南海トラフ地震研究最前線[2]微動から迫る

防災科学技術研究所の高感度地震観測網で小原一成氏が最初に発見した微動(青い四角で囲まれた部分=小原氏提供)
防災科学技術研究所の高感度地震観測網で小原一成氏が最初に発見した微動(青い四角で囲まれた部分=小原氏提供)
 茨城県つくば市にある国立研究開発法人・防災科学技術研究所(防災科研)。2000年5月5日、全国約800カ所の高感度地震計から集まるデータの波形に“異変”が現れた。

 「これは何だ?」

 人が揺れを感じない微小な地中の震動が、四国東部の複数の地点で観測されたのだ。その波形を見つけた研究員で、東京大学地震研究所の小原一成所長は当時、地滑りや人工的な震動を捕捉した可能性を疑ったが、違っていた。...

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カテゴリー: いのぐ環境・科学災害・防災


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