2016.01.28 11:10

高知県教員採用49歳上限に 初の県外審査も大阪で開催

 教員不足の解消策として高知県教育委員会は2016年7、8月に実施する教員採用審査で、年齢制限をこれまでの「40歳未満」から「50歳未満」へと大幅に引き上げるほか、初めての県外審査を大阪市で行う。募集対象を広げることで、有能な人材を確保するのが狙い。

 年齢制限の引き上げは、県外で教員をしている人材のU・Iターンへの道が広がるほか、高知県内の臨時教員も正規採用の機会が拡大する。

 県外審査は、教員志願者の約3割が近畿圏の大学出身者であることから大阪を会場とした。とりあえずは人材不足が顕著な小学校教諭(1次審査のみ)が対象。高知県内での審査は従来通り実施する。

 人材確保のための制度変更は他にも。全国的に1次審査の実施日が7月下旬に集中していることから、これを前倒しして7月上旬にする。また、県外の現職正教員や県内外で3年以上正教員として在職したことのある元職を対象に1次審査を免除する(専門教養の受審は必要)。

 詳しい募集要項は3月下旬に発表する。

 高知県内ではいま、1970~80年代に採用された教員が退職期に入っており、今後10年で現職教員の半数ほどが定年を迎える。このため近年は採用者数が増えており、人材を確保する必要性に迫られている。
カテゴリー: 教育


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