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2021.10.22 08:38

10ヵ月ぶり!豪華客船が高知新港へ 「飛鳥Ⅱ」神戸から国内限定で

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久しぶりのクルーズ船来高を大旗を振って歓迎した(高知市の高知新港)

久しぶりのクルーズ船来高を大旗を振って歓迎した(高知市の高知新港)

 新型コロナウイルスの影響でクルーズ船の受け入れが途絶えていた高知新港(高知市仁井田)に21日、国内最大の客船「飛鳥Ⅱ」が寄港した。高知新港への客船寄港は昨年12月以来、10カ月ぶり。神戸からの船旅を楽しんだ乗客は、下船後にバスで桂浜や県立牧野植物園へと向かった。

 神戸港を出て瀬戸内海を回り、高知に半日滞在して再び神戸に戻る3泊4日のルート。乗客は国内在住者のみの約220人。運航会社が乗客数を定員(872人)の50%以下に制限して販売していた。

 午前7時ごろに全長241メートルの巨大客船「飛鳥Ⅱ」が入港すると、岸壁ではよさこいの大旗を振ってお出迎え。港には芋けんぴや土佐和紙などが並ぶ物販コーナーが設けられ、検温を済ませて下船した乗客が早速買い物を楽しんだ。

 運航会社によると、乗船の数日前と当日にPCR検査を実施し、乗船14日前からの体調管理シートの提出を求めるなど感染対策を徹底しているといい、乗客は安心して旅をしている様子。神戸市から夫婦で来た大塚潔さん(70)は「念入りにPCR検査を受けたし、船内の感染対策もばっちりで安心です。桂浜の景色を見るのが楽しみ」と、両手に土産物を抱えながら話していた。

 国内クルーズ船の運航は昨年11月から本格的に再開されている。県によると、本県への寄港は来年3月末までに5回(高知新港4回、宿毛湾港1回)を予定。外国客船の寄港は、まだ見通しが立っていないという。(福井里実)

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