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2021.10.19 13:07

【2021衆院選 高知】2区・広田一候補(立民・前①)の第一声

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 命と暮らし守る
 今回の衆院選はコロナ下で行われる歴史的な選挙です。

 問われていることの一つはコロナ対策です。感染第5波では自宅療養を余儀なくされた方が大変増えました。高知県でもピーク時は650人以上。全国では13万人。うち、まともな治療を受けることができずに250人以上もの方が亡くなりました。自然災害なら大災害ではないでしょうか。しかし今の政府与党でこの悲劇に誰一人責任を取らない。誰も反省の弁も述べない。

 県内を回っていて痛感するんです。事業者、商売されている方に今の対策は寄り添っていません。支援が届かないのにアベノマスクに460億円もの予算を使う。これだけお金を使うのなら、なぜ国産のワクチン、治療薬の開発や、医療供給体制の充実などに使わないんでしょうか。だからこそ私たちは変えたい。政治を変えるのは予算の使い方を変えることです。一緒になって変えましょう。

 私たちはいろんなコロナ対策をつくりました。PCR検査を充実しよう、一人親家庭や生活困窮者の皆さんを支援しよう。そういった31本の法案を国会に提出しましたが、政府与党は全く審議していません。コロナ対策に与党野党はないのではないでしょうか。私は本当に悔しいです。審議されないのは、衆議院で与党が圧倒的な多数を占めているためです。与野党伯仲を実現して緊張感のある国会をつくることが、先手先手のコロナ対策につながっていきます。

 高知を歩いて本当に感じることは人が減ったことです。高知県の人口減少率は全国ワースト4位。人口減少問題は誰がやっても大変ですが、もっと抜本的な対策に力を入れていかなければなりません。ハンガリーでは4番目の子どもを産むと所得税はゼロになるなど、子どもを産めば産むほど経済的に豊かになる取り組みをしている。日本ももっと思い切った対策が必要ではないでしょうか。その覚悟は岸田政権にはありません。だから私たちが覚悟を持って取り組む。先頭に私が立っていきます。

 国民の命を守ることが政治の最大の使命です。その究極が安全保障です。かつて東日本大震災の時に防衛大臣政務官を務めさせていただきました。その経験を持ってわが国の安全保障を見た時、中国による力の現状変更を止めていかなければならない。私は現在、党の安全保障、外交の調査会の幹事長を務めており、国土と領域を守るために領域警備・海上保安体制強化法案を私が中心になって作った。この安全保障政策で国民の命と財産を守っていきます。

 野党共闘の原点は何か。憲法違反の集団的自衛権の行使を容認する安保関連法の憲法違反部分を廃止をすることです。安倍政権はこの法律を数の力で成立させ、この国の立憲主義主義を土台から崩しました。私は安全保障をやってきた人間だからこそ、この暴挙は絶対に許せません。自衛隊員の皆さんを憲法違反の法律に基づいて命を落とさせるわけにはいかない。そして憲法違反の法律で国民の命を落とさせるわけにはいかないんです。

 政治には信頼がなければなりません。安倍・菅政権下のカジノ汚職、河井夫妻の問題。森友問題、桜を見る会では総理大臣に忖度(そんたく)して公文書の改ざん、隠蔽、破棄が平然と行われた。森友問題では財務省の職員を権力を使って押しつぶしてしまった。権力の私物化、乱用がまかり通る政治を、皆さんと一緒にまっとうな政治に変えていきたい。今回は本当に厳しい選挙です。自民党のまとまる力はすごいなとも思いますが、まとまっているのは国民のためではなく、自分たちの権力、既得権を守るためです。私たちは命、暮らし、生業を守るために団結していこうではありませんか。

 皆さん、さあ変えよう。まっとうな政治へ。閉塞(へいそく)感を突破して日本を立て直していく。皆さんと一緒に、皆さんと一緒に変えていく。どうか広田一に思いを託していただきますよう心から、心よりお訴え申し上げまして、よろしくお願い申し上げます。よろしくお願い申し上げます。

高知のニュース 2021衆院選 高知

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