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2021.10.12 08:30

高知新聞連載「白いダイヤ」取材班に菊池寛賞、シラスウナギの闇取引に迫る

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 日本文学振興会は11日、高知新聞社が今年1~6月に掲載した連載「追跡・白いダイヤ~高知の現場から~」の取材班などに第69回菊池寛賞を贈ると発表した。年1回、言論、文化活動などの中から選んでおり、本社が受賞するのは初めて。

 本社報道部の取材班が手掛けた連載は、シラスウナギの採捕から流通、規制までを追った長編リポート。同振興会は授賞理由について「密漁や闇取引の実態を5年にわたり、10都県、100人以上の関係者に取材し、結実させた」とした。この連載は本年度の新聞協会賞も受賞している。

 菊池寛賞は、「父帰る」「恩讐の彼方に」などで知られ、雑誌「文芸春秋」の創刊など事業家としても大きな足跡を残した高松市出身の作家、菊池寛(1888~1948年)にちなむ文学賞。

 芥川賞や直木賞も主催する同振興会が、文学、演劇、映画、新聞、放送、雑誌・出版のほか広く文化活動の中から、その年度に最も清新かつ創造的な業績を上げたり、長年にわたって多大な貢献があったりした個人や団体に贈っている。

高知のニュース 水産・漁業 白いダイヤ

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