2021.10.08 08:37

香北中の女子もスラックス 生徒提案で選択制導入 高知県香美市

スラックスを試着した香北中生。従来のスカート=左=と比べ「動きやすい」と喜んだ(香美市香北町美良布の同校)
スラックスを試着した香北中生。従来のスカート=左=と比べ「動きやすい」と喜んだ(香美市香北町美良布の同校)
 香美市の香北中学校は、近く女子生徒の制服にスラックスを導入する。「制服に選択の自由を広げたい」と生徒自ら提案。メーカーと検討していたデザインもこのほど決まり、11月にも着用できる運びとなった。

 スカートとスラックスの選択制は、性的少数者への配慮や防寒などの理由から全国的に広がっている。

 香北中でも「スカートは冬は寒くてつらい」「洗濯機で扱いにくい」といった声があり、2年生3人が昨年度から総合学習の中で制服の在り方を検討。学生服メーカー「高知菅公学生服」(高知市)の協力で他校の状況などを学び、デザインの打ち合わせも進めてきた。

 3人は今年4月以降、保護者や全校生徒への説明も行い、導入環境が整った。9月28日にはメーカー担当者が持参したスラックスを試着。「ストレッチが利いちょって、しゃがみやすい」「ラインがきれい」などと着心地や見た目を確かめ、デザインを最終決定した。

 購入希望を受け付ける試着・採寸会は、10月下旬の予定。検討メンバーの高橋穂(すい)さん(14)は「一日の大半を過ごす学校での生活。少しでも不便を減らし過ごしやすくしたい」と話している。(小笠原舞香)

カテゴリー: 教育高知のニュース多様な社会教育香長

ページトップへ