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2021.10.05 08:25

わが子の成長、新聞に 赤ちゃん会中止ですが…10/31・11/3高知市で撮影会

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とっておきの写真で記念新聞を作成します

とっておきの写真で記念新聞を作成します

 赤ちゃんのすこやかな成長を祝い、毎年4月に高知市と宿毛市で開かれる「赤ちゃん会」。新型コロナウイルスの影響で秋に延期していた今年も中止となりましたが、高知新聞社では会場での恒例イベント「記念新聞撮影会」を31日、11月3日に高知市内で開催します。ご家族の思い出にいかがですか。

 赤ちゃん会は1929(昭和4)年、「赤ちゃん審査会」として始まりました。時代とともに形を変え、赤ちゃんの成長を祝うイベントとして定着しています。

 現在は高知市の追手前高校と、宿毛市の県立幡多看護専門学校を会場に開催。2019年には1563人の赤ちゃんが身体測定や、小児科医らによる診察を受けました。

 中断は終戦前後の2回のみでしたが、コロナ禍で昨年は中止。今年は春から秋へと延期しました。

 感染状況を注視しながら検討を重ねましたが、「感染対策を徹底したとしても、多くの赤ちゃんや保護者、関係者が至近距離で接するイベントの性質上、安心・安全な形で開催することは困難」と判断。昨年に続き、中止となりました。

 ■   ■ 

 赤ちゃん会の会場では毎年、記念新聞の撮影会を行っています。赤ちゃんと付き添いの家族を撮影し、当日の様子を伝える記事を加えた“特別紙面”として販売しています。

 中止が決まった昨年、「現在の姿を記念に残してもらおう」と、撮影会を単体のイベントとして初めて企画。事前予約制にするなど感染対策を行って開催しました。

4月に開かれた記念新聞撮影会(高知市の高知新聞住宅総合展示場「LIM」)

4月に開かれた記念新聞撮影会(高知市の高知新聞住宅総合展示場「LIM」)

 今年は4~5月に、高知市と四万十市で開催。4日間で計259組が参加しました。撮影は本社カメラマンが担当。お父さん、お母さんに抱っこされた赤ちゃんが笑顔で写真に納まりました。

 10カ月の長男を連れて参加した夫婦は「コロナで子育てのイベントが少なくなっているので、撮影会はうれしかった」。きょうだいも加わり、「家族写真ができた」と喜ぶ姿も多々ありました。

 ご家族で楽しんでいただける撮影会を31日と11月3日、再び開催します。春に撮影したお子さんも参加できます。子育て応援ウェブメディア「ココハレ」からご応募ください。

 「赤ちゃん会」は昭和、平成、令和と多くの医療関係者らに支えられ、これまでに13万人以上の赤ちゃんが参加しました。「次代の宝」を見守る取り組みとして継続する考えです。来春の開催に向けて、準備を進めていきます。(メディア企画部)


《2021年度赤ちゃん会・秋の「記念新聞撮影会」》
 【日時】10月31日、11月3日。午前10時~午後5時の事前予約制

 【場所】高知新聞住宅総合展示場LIM(ライム)・総合案内(高知市高須1丁目)

 【参加資格】2019年10月1日~20年9月30日に生まれたお子さん(今春の撮影会に参加した人も参加できます)

 【定員】計200人

 【料金】記念新聞(A3判)1枚500円▽プリント写真(2L判)1枚500円

 【申し込み方法】ココハレに掲載している応募フォームかから申し込んでください

 【締め切り】10月17日。定員に達し次第、締め切ります
 ※撮影時間帯は、お申し込みいただいた方に後日ご連絡します

 【問い合わせ】高知新聞社メディア企画部(088・825・4880)

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