2021.09.22 08:40
東京パラ、池透暢・小松沙季選手が浜田知事らを訪問 県民の応援に感謝
浜田知事=左端=に東京パラリンピックの応援への感謝を伝える池透暢選手=左から2人目=と小松沙季選手(県庁)
東京パラリンピックに県勢選手として出場した車いすラグビーの池透暢(ゆきのぶ)選手(41)とカヌーの小松沙季選手(26)が21日、県庁などを訪問。浜田省司知事に県民の応援への感謝などを伝えた。
東京パラで、池選手は主将としてチームを率いて2大会連続の銅メダルを獲得。小松選手は競技開始わずか半年で世界の強豪と渡り合った。
両選手は同日、日本代表団のオレンジのジャージー、マスクを着けて県庁へ。浜田知事が「高知での活動にこだわりながら、パラリンピックという大舞台で活躍していただいた。一人の県民として誇りに思います」とねぎらった。
懇談で今後の活動について聞かれた池選手は「振り返ってみるとすごく長い5年間だった。ちょっと立ち止まって、一つ深呼吸をして次にどこに向かうかを決めたい」。小松選手は「(東京パラの延期が決まった2020年は)まだ入院中で、まさか延期の先に『パラリンピック出場』があるとは思っていなかった。次のパリではメダルを取りたい」と目標を述べた。
池選手はこの後、高知市役所も訪問。岡﨑誠也市長と懇談し、「高知市スポーツ賞特別賞」を授与された。(井上真一)