2021.09.22 08:35
夜の生き物って何してる?高知県立のいち動物公園で3300人が観察 次回は10/2
キリンとシマウマの夜の行進を見守る家族連れら(香南市野市町の県立のいち動物公園)
2000年から8~10月に数回催す人気イベント。18日夜、新型コロナウイルス禍での中止を挟み、1カ月ぶりに開催された。
ぐっと気温も下がった日没後、カピバラやレッサーパンダは早々に寝姿を披露。一方、アシカやブチハイエナはプールや展示場内で追いかけっこを続け、見物客は「サービスしてくれゆうね」とほっこり見入った。
〝動かない鳥〟として知られるハシビロコウは「こんばんは」とあいさつするかのようにくちばしをカタカタ鳴らし、キリン1頭とシマウマ3頭が連れ立ってサバンナゾーンを何度も往復。家族連れらを喜ばせた。
この夜は光のオブジェやプロジェクションマッピング、ホログラムなどで園内を彩り。訪れた人は「ライトに照らされた草木の緑がきれい」「別の動物園のよう」などと非日常を満喫していた。
今年最後となる次回の「ナイト」は10月2日の予定。(横田宰成)