2021.09.12 21:55
【電子号外】高知県議補選で桑鶴氏が初当選 高岡郡東区
前職の任期途中での辞職に伴う高知県議会高岡郡東選挙区(佐川町、越知町、日高村)の補欠選挙は12日投開票され、無所属の新人で自営業の桑鶴太朗氏(43)が、共産党の新人で元小学校教員の安田節子氏(67)を破り、初当選を果たした。桑鶴氏の任期は2023年4月29日まで。
投票率は47・13%で、19年4月の県議選(58・10%)を10・97ポイント下回った。
桑鶴氏は元佐川町商工会青年部長で、現在は県商工会青年部連合会長。選挙戦では、商工会活動のほか、PTA活動、同級生らの人脈を生かしながら浸透に努め、県議会の「一燈立志の会」の2人や自民党の一部県議の支援も受けた。
安田氏は野党共闘方針の下、地域活動を通じた知人らの支援も受けて戦いを展開したが、及ばなかった。