2021.09.10 08:37

のいち動物公園の雌キリン、ジャネット24歳で死ぬ 3頭出産し他園に孫も

24歳で死んだアミメキリンのジャネット(県立のいち動物公園提供)
24歳で死んだアミメキリンのジャネット(県立のいち動物公園提供)

 県立のいち動物公園(香南市野市町)で飼育されていた雌のアミメキリン、ジャネット(24歳)がこのほど、同園で死んだ。これまで3頭の子を高齢出産し、飼育担当者は「よく頑張ってくれました」と冥福を祈った。

 ジャネットは推定体高4・2メートル、体重約500キロ。アミメキリンは平均寿命20~25歳とされる中でも元気だったが、4月から食欲が落ち、猛暑の7月頭からは展示を控えて獣舎で静養していた。

 体調は上向きつつあったものの、今月5日午前8時半ごろ、獣舎で横たわり息を引き取っているのを飼育員が発見。喉に詰まった胃からの逆流物を吐き出せずに窒息したとみられ、詳しく調べている。

 ジャネットは大阪市の天王寺動物園生まれ。生後13カ月で来園し、雄のリンタロウ(13歳)と繁殖に入った。2014年、当時の国内最高齢記録となる18歳で初めて出産し、16年、19年にも子を産んだ。

 いずれも雄だった子は繁殖で他園に移り、長男のイブキに昨年、2頭の子が誕生。ジャネットは“おばあちゃんキリン”となったばかりだった。

 来園時から見守ってきた飼育担当の小西克弥さん(51)は「食欲も出て、もう数年は大丈夫と思っていた。残念です」。同園のアミメキリンはリンタロウと、25歳の雌、フーピーの2頭となった。(横田宰成)

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