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2021.08.25 08:34

高知市で「志なね祭」宵の火にコロナ収束願う 夜店なく静かに

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かがり火に「おたいまつ」をかざす参拝者(高知市の土佐神社=反田浩昭撮影)

かがり火に「おたいまつ」をかざす参拝者(高知市の土佐神社=反田浩昭撮影)


 「志那祢(しなね)さま」として親しまれている「志なね祭」の宵宮祭が24日、高知市一宮しなね2丁目の土佐神社で行われた。参拝客がかがり火に「おたいまつ」をかざし、無病息災や家内安全、新型コロナウイルスの収束を祈った。

 新型コロナ感染拡大を受け、夜店の出店は中止に。「台風で祭りが中止、延期になったことはあるが、露店のみなくなるのは戦後初めてでは」と小笠原貴紀宮司。参道に喧噪(けんそう)はなく、参拝客は例年の半分以下だった。

 本殿前でかがり火が静かにたかれ、家族連れらが、焦がして持ち帰ると御利益があるとされる「おたいまつ」をかざした。
 
 2歳の息子と夫と訪れた松岡真依さん(39)は「子どもが健康で大きくなりますように、コロナがなくなりますようにとお祈りしました」。中学1年の佃栄理子さんは「ずっと雨が降り続きゆうき、晴れますように」と願いを込めていた。

 25日は午前10時から大祭が行われるが、みこし巡行は2年連続で中止する。(玉置萌恵)

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