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2021.08.14 08:20

月刊マル地スポ あの日あの時 名勝負プレーバック(7)1980年の県勢初メダル オランダ・アーヘン

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41年後の今も現役の車いすバスケットボール選手である原雅弘(高知新聞社=森本敦士撮影)

41年後の今も現役の車いすバスケットボール選手である原雅弘(高知新聞社=森本敦士撮影)

<アーヘン・パラリンピック 陸上スラローム銀 原雅弘>
「みんなのために」疾走
 1980年6月、オランダ・アーヘンの陸上競技場。自身初の国際大会だったパラリンピックのスラローム会場で、28歳の原雅弘はかつてない緊張に包まれていた。

 車いすバスケットボールと陸上4種目にも出場し、外国選手との体格差や車いすの性能の差を痛感。「勝負できるとしたら、車いす操作の技術を競うスラロームだろう」と考えていた。

 110メートルの走路に紅白の旗門が設けられ、白は前進、赤を後退でクリアしていく。コースにはスロープがあり、上り切ったところで360度ターン。下りて3センチほどの段差を越える。旗門に触れたり倒したりの減点を含めタイムを競う。旗門通過時のコース取りや加速、減速の加減やタイミングの技術が問われる。…

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