2021.08.14 08:35
月刊マル地スポ 東京パラ編 東京で県勢初の「金」を パラリンピック 県勢初出場から半世紀
アテネ大会アーチェリー団体で銀メダルに輝いた佐古田伸治さん=左から2人目(佐古田さん提供)
出場3選手に熱い期待
開幕まで10日となった東京パラリンピック。高知県関係では、車いすラグビーの池透暢(ゆきのぶ)(41)=高知市、日興アセットマネジメント=、パラバドミントンの藤原大輔(27)=高知市出身、ダイハツ=、パラカヌーの小松沙季(26)=四万十市、カヌー協会=の3選手が出場し、メダルを狙う。県勢が初めて出場した、1972年の旧西ドイツ・ハイデンブルグ大会から半世紀。県勢のパラ史を振り返る。
ハイデンブルグ大会に出場した県勢第1号は谷山博さん。四国でも初のパラリンピアンで、陸上100メートルや円盤投げなどに出場した。
帰国後、谷山さんは本紙の読者投稿コーナーに、「競技は皆さまのご期待に沿えず、(中略)陸上部員全員とともに思い切り泣いた」と寄せているが、確かな一歩をしるした。…