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2021.08.07 08:40

【動画】幡多農業高校で子馬誕生 馬術部で繁殖、調教へ 四万十市


広場を駆ける子馬と、母のホワイトリリー(四万十市古津賀)
広場を駆ける子馬と、母のホワイトリリー(四万十市古津賀)
 四万十市古津賀の幡多農業高校でこのほど、馬術部で飼育する馬が雌の子馬を出産した。馬術部での繁殖は全国的にも珍しく、同校でも初めて。今後部員が中心となって育て、競技馬として調教していく。

 同校の馬術部員7人は毎朝6時ごろから、馬10頭の世話や練習に励んでいる。繁殖は小山創監督(39)が「出産や子馬の育成など、ゼロからのスタートを経験し、競技以外のやりがいも見つけてほしい」と発案した。

 各地の高校馬術部では競技用に訓練された馬を購入するのが一般的で、経費がかかる繁殖に取り組む例は少ない。今回は、部OBらの後援会が費用を支援した。

 母のホワイトリリー(9歳)は優しく温厚で、ジャンプの能力が高い。昨年4月に徳島県小松島市の徳島乗馬倶楽部で父、クールKとの種付けに入り、9月に受胎を確認。10月に同校に戻り、今年8月2日の午前2時ごろ、自力で出産した。

 芦毛(あしげ)の母と異なり、栗色に輝く馬体の子馬は、弾むように馬場を駆け回ったり、母乳を飲んですやすや眠ったり。部員らが今後名前を考えるといい、世話の中心を担うホースマネジャーの1年、戸田瑞希さん(15)は「優しい子に育ってほしい」と目を細める。

 馬は約2年半で人間の高校生相当に成長し、その頃から馬術のトレーニングが始まるそう。小山監督は「育成には時間がかかるので、生徒から生徒へと受け継ぎ、手を掛けて育てたい」と話していた。(今川彩香)

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