2021.07.29 08:35

1キロ1万円!?高級魚ノドグロ漁が最盛期 高知県黒潮町

水揚げされたアカムツ(黒潮町の入野漁港)
水揚げされたアカムツ(黒潮町の入野漁港)
 高知県幡多郡黒潮町入野で、アカムツ(ノドグロ)漁が最盛期を迎えている。本来は「年がら年中取れる」というが、地元漁師は他の漁期の合間を縫い、6~8月にアカムツ漁に汗を流す。

 アカムツは深海魚。県漁協入野支所に所属する漁師は、土佐湾の水深160~250メートル地点でのはえ縄漁で取る。「白身のトロ」とも呼ばれ、大きいものは1キロ当たり1万円以上で取引されることもある高級魚だ。

 県水産試験場によると、昨年の県内水揚げ量は約5.3トン。そのうち入野支所は約3.4トンを占めており、県内随一の水揚げ量を誇っている。

 地元漁師によると40年ほど前、入野漁港に寄港した県外の漁師がアカムツ漁を伝えたことをきっかけに、入野での漁が定着したという。現在ではモジャコと並び、地域を代表する魚となった。

 28日は5隻が漁に出て、約60キロを水揚げ。漁協職員らがサイズ別に仕分け、トロ箱に収めた。県内流通はなく、東京や名古屋など全国各地へ運ばれ、2日後には市場へ並ぶという。

 漁協職員は「高級魚やき、食べたら口が腫れる」。からりと笑った。(河本真澄)

カテゴリー: 高知のニュース水産・漁業幡多

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