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2021.07.24 08:45

東京五輪の高知合宿選手頑張れ!小中高生がシンガポール、チェコに応援メッセージ

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土佐っ子のメッセージに健闘を誓うチェコ水泳チーム (高知市のくろしおアリーナ)=同市提供

土佐っ子のメッセージに健闘を誓うチェコ水泳チーム (高知市のくろしおアリーナ)=同市提供

 東京五輪に向けて高知県内で事前合宿を行ったシンガポールとチェコの選手が23日から、競技に登場し始めた。彼らの背中を押すのは母国の人々だけではない。練習会場などに掲げられた、本県の子どもたちの応援メッセージも同じだ。母国語で書いたものもあり、選手は感動。新型コロナウイルスの影響で直接的な交流はできなくても、土佐っ子の気持ちは選手の胸に響いている!

 来高したのはシンガポール・バドミントンのほか、チェコ水泳、ボート、カヌー、陸上。27日に到着するチェコ陸上の第2陣を加えると計23選手になる(一部は離高済み)。

 練習拠点となった南国市立スポーツセンター体育館、高知市のくろしおアリーナと春野陸上競技場、須崎市立スポーツセンターカヌー場などで好評だったのが、小中高生の応援メッセージだ。

須崎市の浦ノ内中生がチェコ語も使って激励したメッセージ(同市立スポーツセンターカヌー場)=同市提供

須崎市の浦ノ内中生がチェコ語も使って激励したメッセージ(同市立スポーツセンターカヌー場)=同市提供


 シンガポール選手には南国市の香長、香南、鳶ケ池、北陵各中学校がメッセージを送った。チェコ水泳や陸上は高知市の青柳、介良両中と土佐山学舎、高知南高校。カヌー、ボートは須崎市の浦ノ内、朝ケ丘両中が書いた。

 メッセージは日本語だけでなく、英語やチェコ語でも。「頑張って」「金メダル取れるよう頑張ってください」などと激励した。

 22日、オンライン会見に応じたチェコのヨセフ・ドスタル選手は「すごくうれしい」。感激して、子どもたちに寄せ書きを返すチームも相次いだ。

 子どもたちのメッセージには思わぬ“効果”も。「チェコ語はすごく難しいから」と前置きしたチェコ選手は、「『頑張って』を意味する言葉が誤って『食べましょう』を意味する言葉に。かわいい“ミス”に、みんな喜んだよ」。コロナ対策で外出を禁止された選手たちの心をほぐしたようだ。

 23日はチェコ・ボートのレンカ・アントソバー、クリスティナ・フレイスネロバー両選手が女子ダブルススカル予選に登場し、残念ながら24日の敗者復活戦に回った。同日からは両選手を含む〈別表〉の23人が順次出場する。(竹内竜一)

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