2024年 04月25日(木)

現在
6時間後

こんにちはゲスト様

高知新聞PLUSの活用法

2021.07.25 08:39

矢口高雄さん、東村アキコさん、能條純一さん…漫画家6人の原画40点展示 高知市で8月末まで

SHARE

漫画の原画約40点を紹介する企画展(高知市の高知まんがBASE)

漫画の原画約40点を紹介する企画展(高知市の高知まんがBASE)

 「釣りキチ三平」の矢口高雄さんら漫画家6人の生原稿約40点が並ぶ企画展「ゲンガノミカタ マンガ原画を100倍楽しむ法」が、高知市丸ノ内1丁目の高知まんがBASEで開かれている。印刷物とは違う味と迫力がある筆致を間近で楽しめる。8月31日まで。

 原画40万枚以上を収蔵する「横手市増田まんが美術館」(秋田県)のコレクション巡回展。まんがBASE開館1周年と、同月6、7日に行われる「第30回まんが甲子園」に合わせて企画された。

 展示原画は他に、東村アキコさん「海月姫(くらげひめ)」、能條(のうじょう)純一さん「月下の棋士」、小島剛夕(ごうせき)さん「子連れ狼(おおかみ)」など。原稿用紙の使い方やアシスタントへの指示書きなど、10の鑑賞ポイントと共に紹介している。

 線や点描は繊細に描き込む一方、印刷でむらが出ないベタ塗りの部分は少し手を抜くなど、見せ方を計算しながら締め切りまでにめりはりを付けて完成させるプロの仕事が伝わる。監修担当者は「原画は中間成果物で、制作の舞台裏が見えるのが魅力。作家の息遣いを感じ、原画保存の重要性も想像してもらえれば」と話していた。

 火・木曜休み。(徳澄裕子)

高知のニュース 高知市 まんが

注目の記事

アクセスランキング

  • 24時間

  • 1週間

  • 1ヶ月