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2021.07.20 08:27

デジタルPlus 災害への備え スマホから シーズン前に設定確認を

スマートフォンにダウンロードした各種の防災アプリ
スマートフォンにダウンロードした各種の防災アプリ
受け取る情報を選択できたり、安否を知らせたり。多くの機能を搭載した各アプリの画面(写真はコラージュ)
受け取る情報を選択できたり、安否を知らせたり。多くの機能を搭載した各アプリの画面(写真はコラージュ)
 高知も夏本番。梅雨の次には、台風シーズンがやってきます。大雨や土砂災害の危険が高まる季節。命を守るためには、被災状況や避難情報などを迅速に把握することが重要です。近年は、緊急速報メールや防災アプリが充実しています。情報収集に非常に役立つツールですが、設定やダウンロードが必要な場合もあります。いま一度、お手元のスマートフォン(スマホ)のご確認を。

■緊急速報
 独特の警告音とともに届くのが緊急速報メール。気象庁からの地震速報や津波警報、特別警報のほか、自治体などから「緊急安全確保」「避難指示」といった災害・避難情報が配信されるサービスです。

 災害以外でも、新型コロナウイルスの感染拡大が始まった昨年は、高知県が「不要不急の外出自粛のお願い」のメールを配信しました。 

 利用料はかからず、対象地域で携帯電話やスマホを持つ人へ一斉に届く仕組み。

 ただ、契約する通信会社や使っている機種によって受信できないケース、設定が必要な場合もあります。緊急速報メールが届いた経験がない場合や、機種や通信会社を変更した時は、確認してみてください。

■防災アプリ
 続いては防災アプリ。7割近くの人がスマホを持つ時代になり、災害関連情報をいち早く把握するために活用が広がっています。

 インターネットで「防災 アプリ」と検索すると、IT事業者などが開発、運用するアプリが多く見つかります。よく知られているのは「Yahoo!防災速報」「ゆれくるコール」「全国避難所ガイド」「NHKニュース・防災」など。

 県内では宿毛市や高岡郡四万十町、吾川郡いの町が独自アプリを提供しており、県も「高知県防災アプリ」を開発しています。アプリ以外に通信アプリ「LINE(ライン)」を活用する自治体もあります。

 これらの防災アプリは、気象庁や自治体が出す警報、情報のほか、ライフラインを含めた災害関連情報を収集・配信する「Lアラート」も活用しています。

 その上で、登録者やその家族の安否確認、最寄りの避難所までの道順案内、現在地の災害状況、豪雨予報など、細やかな情報伝達の機能を備えているのが特徴です。

■充電も小まめに
 一方で、自動的に届く緊急速報メールに対し、防災アプリはダウンロード(スマホへの取り込み)が必要。機種(OS)がアイフォーンなら「アップストア」、アンドロイドなら「グーグルプレイ」(いずれも初期搭載アプリ)で入手します。

 緊急速報メールのように自動で届く情報を「プッシュ通知」といいます。ダウンロードの次は、居住地などの情報を登録し、通知の設定をしなくてはいけません。

 アプリによっては、これらの設定で必要な情報を選択し、災害時には現在進行形で情報を確認することが可能。自分や家族が住む地域の状況を把握しながら、速やかな避難行動などに生かせます。

 スマホの登場によって、以前より手に入りやすくなった災害情報。高齢者を中心に不慣れな人にとっては煩雑にも感じられますが、扱い慣れた家族や販売店スタッフに操作を習うのも、大事な防災への取り組みと言えるでしょう。

 また、災害時は電気の使用もままなりません。日頃から小まめな充電もお忘れなく。(飯野浩和)

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 ウェブサイト「高知新聞Plus」では、地震速報のほか、トップ画面にある「防災情報」バナーから、Lアラートを通じた情報も提供しています。ぜひご活用ください。

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