2021.07.07 08:45

風情豊か!高知・室戸市吉良川の町並み結婚式 受け入れは随時

住民らの祝福を受ける小松昭範さんと青木香余さん(室戸市吉良川町)
住民らの祝福を受ける小松昭範さんと青木香余さん(室戸市吉良川町)

 国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されている高知県室戸市吉良川町でこのほど、同市出身のカップルが結婚式を挙げた。NPO法人「吉良川町並み保存会」の企画で、歴史的景観を生かした活性化策として今後も随時挙式の希望を受け付ける。

 式を挙げたのは同市出身の小松昭範さん(33)=安芸市港町=と、青木香余さん(32)=室戸市吉良川町甲。6月に入籍したが、新型コロナウイルス下で大きな披露宴は難しいと考え、地元での挙式を同会に相談した。町の美容室が着付けを行い、魚屋が舟盛りをつくるなど、地域が協力して祝うことになった。

 今月4日、新郎新婦は羽織はかまと白無垢(むく)姿で、明治から昭和初期の面影を残す町並みを約200メートル歩いて御田八幡宮へ。親族や友人、住民ら約100人が沿道で見守り、「おめでとう」「お幸せに」と声を掛けた。

 神前式の後は町並みを背後に記念撮影。昭範さんは「神社での式は趣があり、町並みも風情豊かで良かった。温かい家庭を築きたい」。香余さんは「小さい頃から育ててくれた人たちに温かい言葉をもらいうれしい」と笑顔で話した。

 同会はこれを機に市内外のカップルに〝町並みウエディング〟をPRしていく考え。青木準吉理事長(75)は「コロナ下でも記念になる結婚式をお手伝いし、吉良川の活性化につなげたい」と話している。

 希望があればメークや着付け、神事、披露宴などを同会が準備。金額は相談して決める。問い合わせは同会(0887・25・3670)へ。(板垣篤志)

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