2021.07.04 08:38
旧家地川小が地域拠点に 四万十町の宿泊所・集活センターが完成
施設1階は集落活動センター「けやき」が入り、宿泊者に提供する朝食の調理場や食堂も。食品や日用品を扱い、誰でも利用できる地域コンビニ(午前9時~午後5時)などを備える。
総事業費は1億3100万円。運営は当面、地元住民ら約70人で昨年5月に設立した任意団体「四万十オルモ組合」(山田隆俊会長)が担う。
家地川地区は四万十川沿いの2集落(野地、家地川)で、93世帯196人(5月末時点)が暮らす。同町の集活センターは3カ所目。
山田会長(48)は「施設を活用し地域の交流を広げたい。祭りやイベントなども企画したい」と話している。宿泊予約など問い合わせは同拠点施設(090・9725・6187)へ。(小林司)