2021.07.02 08:39
越知町の店はレトロ看板たくさん!グッズ化、スタンプラリー景品に
高岡郡越知町の飲食店や衣料店のレトロな看板を題材に、町の地域おこし協力隊員らがシールやクリアファイルなどのグッズを製作した。3日始まる町内の店を巡るスタンプラリーに参加すると、手に入れることができる。
看板に着目したのは、2年前に同町に赴任した協力隊員の広瀬真也さん(42)。古くて味があるデザインの看板が町中にあることに興味を抱き、「商店街の店も減る中、看板を町の新たな魅力にしたい」と考えた。
構想を形にするため、佐川町のデザイナー、竹花綾さん(33)に協力を依頼。写真データを基に美容室や居酒屋、喫茶店など16店舗の看板をイラスト化し、グッズにあしらった。
看板グッズが景品になるスタンプラリーには、町内75店舗が参加。各店500円以上の買い物でスタンプが一つもらえ、二つ集めるとシールと交換、三つでマグカップやクリアファイルなどの看板グッズが抽選でもらえる。
ラリーは10月31日まで。7月3~25日には、越知町越知甲の旧大川薬舗で明治時代の広告などを並べた企画展も開催する。広瀬さんは「若い世代にも越知の店を知ってほしい」とPRしている。
ラリーの台紙は、参加店舗で配布。問い合わせは町企画課(0889・26・1164)へ。(楠瀬健太)