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2021.06.21 08:35

追跡・白いダイヤ~高知の現場から~第三部 規制 (10)新たな流通の姿見えず

2日に開かれた県しらすうなぎ流通センターの理事会。川村寛二会長がセンター再生を誓った(高知市内)
2日に開かれた県しらすうなぎ流通センターの理事会。川村寛二会長がセンター再生を誓った(高知市内)
 高知県しらすうなぎ流通センターは1996年に設立された。県内で採れるシラスウナギを集出荷するこの組織は今、シラス流通の「正規ルート」に位置付けられているが、かつては黒いうわさが張り付いていた。

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 70年代、全国的な取引価格の高騰で県内のシラス漁は〝ゴールドラッシュ〟と称される活況となった。その頃から暴力団が取引に介入。シラス業者の一部は闇と交じり合い、ばくち場で組員と業者が逮捕されたり、刑務所を出所した組員がシラスの仕事を紹介してもらったりすることもあった。

 90年代に入ると、全国でシラスの奪い合いが激化。県内の養鰻(ようまん)業者が種苗を確保するため、養殖業界や漁協の間でセンターをつくる機運が盛り上がった。ただ、設立には強面(こわもて)の業界関係者らの協力が不可欠だった。...

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